INTERVIEW 社員インタビュー

エンタープライズ営業部 部長 宮越 一貴

チームワークとスピードで、
AI×会計の領域でNo.1を目指す

大手ERPベンダーで23年間活躍してきた経験を持つエンタープライズ営業部 部長・宮越一貴が、ファーストアカウンティングという会社の魅力や組織運営についてお話しします。(2020年12月の取材に肩書きや社員数をアップデートした内容となります)

人がコンピュータの都合に合わせる不合理を解決したい。
AIの恩恵をエンタープライズ領域へ

ファーストアカウンティングのどこに惹かれて入社しましたか?

大手ERPベンダーで、エンタープライズ向けERPの営業を23年間担当してきました。その中で、大手企業の経理部門や人事部門、IT部門の方々がデータを入力する際、コンピュータの都合に合わせなければならないことに不合理さを感じていました。

人であれば紙や画面の記載内容を見れば(多少形式が異なっても想像力を働かせて)何が書かれているか理解できますが、システムは理解できません。ERPで業務効率化を実現するにはシステムが理解できるように人がデータを入力することになります。

昨今のAIの進化でスマホなどに便利な機能が搭載されるようになりましたが、エンタープライズ向けプロダクトの世界ではその進化がまだまだ享受できていません。

ファーストアカウンティングはAIの力で人を単純作業から解放し、クリエティブな業務に専念できる世界を実現しようとしています。この会社のソリューションならば、エンタープライズのお客様がERP導入だけでは解決しきれない課題を乗り越えられるのではないか、自分もそのお手伝いをしていきたい、と感じ入社を決めました。

また、前職の大手ERPベンダーは私が入社した当時は20名の企業でしたが、最終的にはグローバルで7000名の規模に成長していました。ファーストアカウンティングは現在95人ほど(2021年8月時点)ですが、自分が中心になって会社を拡大させていきたいという思いもありますね。

ファーストアカウンティングのエンタープライズ営業は具体的にはどのような業務になりますか?

エンタープライズ営業部は、ファーストアカウンティングのサービスをエンタープライズ企業に紹介し、直接販売する部門です。お客様はもちろんですが、SIerやコンサルティング会社などのパートナー企業、社内のエンジニア部門ともしっかりコミュニケーションをとることが必要です。まだAIサービスは未熟な部分も多くありますので、お客様の期待値に応えられるように精度をあげた状態で提供し、利活用していただくことを目指しています。

優秀なエンジニアチームと連携し、お客様へ最先端のAIを届ける

ファーストアカウンティングの魅力は何ですか。

技術部門を中心に優秀なメンバーが揃っていることですね。特にAIエンジニアは世界有数のレベルだと思います。また、管理部門はスタートアップだと脆弱だったりしますが、ファーストアカウンティングでは公認会計士3名が在籍しており、足腰も強い組織だと思います。なおかつカスタマーサクセス、プリセールスなども実力派のベテランが揃っていますし、優しい人ばかりですので、業務上の連携がとても取りやすいですね。

ファーストアカウンティングで組織を成長させていくためにどのようなアクションをとっていますか?

情報共有をしっかりすることが一番大事だと思っています。2020年6月にエンタープライズ営業部を立ち上げてまだ1年と数ヶ月(2021年8月時点)ですので、日々新しい問題に直面していますね。また、問題を解決するだけでなく、それをノウハウとして蓄積していくことでチームを越えて全体のスキルが高まったり、知識が身につくのかなと考えています。

営業が抱える課題も技術的な課題も、問題の透明性を高めて全員で解決していくことで、組織力が向上すると考えています。

例えば、ある営業がお客様から聞かれて困ったことは、他の営業も同じような状況になる可能性があります。これはノウハウを蓄積しておくことで事前に準備をして手を打っておくことができます。

更に、技術的な観点での情報共有も重要です。営業からエンジニアにお客様が求めていることを伝えることで、サービスの進化につながると思っています。ベンチャーで規模がまだまだ小さいからこそ、営業という立場からサービスの技術的な向上にも貢献できて非常に楽しさを感じています。

スピードとチームワークでプロダクトの進化に貢献し、
良い製品を自信をもって提案していく

ファーストアカウンティングで働く醍醐味は何ですか?

最先端のAI技術が日々実装されて、サービス化されていく。そのスピードの速さは他社にはないスピードだと思います。

お客様から頂いた「こういうことが出来たら嬉しい」という要望をエンジニアに伝えると、2週間で実装できていたりします。プロダクトにスピーディーに新しい技術が実装され、より使いやすいサービスへと進化していくのを目の当たりにできること、そしてお客様に喜んでいただけることが嬉しいですね。

新規アポイントでサービスを紹介したお客様の「これはすごいよね」というリアクションや、実際に導入してくださったお客様の「AIを入れて良かった」というお言葉はとても励みになります。良いサービス、良い製品をお客様に自信をもってご紹介できるのでは、営業として働く醍醐味だと思います。

これは私の仕事上のポリシーでもあるのですが、「楽しく仕事をする」ということを常に意識しています。楽しくなければ、パフォーマンスも上がらないですしね。私は営業部長として、当社で働く人が仕事を楽しみ、成果を出し続ける状態を作り、最終的には「AIといえばファーストアカウンティング」と認知されることを目標にしています。

ファーストアカウンティングの営業部とマッチングするのはどのような方ですか?

ファーストアカウンティングには「バリュー」が存在します。私がとくに大切にしているのは「Teamwork」と「MoveFast」です。

「Teamwork」についてですが、会社で働いている以上は1人で仕事をしているわけではないので、お互いの能力や個性、考えを尊重してこそ良い仕事につながると思います。ですから、Teamworkを意識できる人と一緒に働きたいです。

MoveFastに関しては、AIという領域では開発からリリースのスピードが早ければ、大抵のことは乗り越えられると思っています。MVP(Minimum Viable Product)としてリリースし、お客様からフィードバックをいただいて修正していく。このPDCAを素早く回していくことが重要です。考えることに時間をかけすぎてリリースが遅れたら他社に先を越されてしまう領域です。とにかく会社全体のスピード感がかなり早いので、失敗を恐れず素早く行動できる人にジョインいただきたいですね。

インタビュー記事内容は2020年12月時点の情報です。